アメリカ生活で困らないために!知っておきたい意識の違い3選

アメリカ 意識 違い
当たり前ですが、アメリカは日本とは違う国です。

わざわざ言うな…という話ですが…苦笑

で、国が違うと文化が違います。
文化が違うというのは、日常生活の中で有形無形の違いがある、
ということです。

目に見えるもの、物理的に違うものはわかりやすいですし
そのうち違いに慣れます。

ですが、目に見えないものは対応が難しいです。

暗黙の了解だったり、あまりにも当たり前過ぎて
現地の人が意識さえしてないようなマナーだったり、
そういった、日常にたくさんある目に見えないものです。

気がつきにくいし、気づいても実行するのが難しい。
善意で人から教えてもらったとしても、意識して
実行するのが難しかったりします。

いろんな違いがある中で、日本人がアメリカで生活するために
特に大事だと思う意識の違いについて3つご紹介します。

アメリカ生活で大事な3つの意識の違い

大事だと思うのは以下の3つの意識の違いです。

・危険に対する意識の違い

・法律に対する意識の違い

・意思表示に対する意識の違い

なんだか重いテーマに感じるかもしれませんが、
怖がったり、気合をいれすぎてがちがちになる必要はありません。

少しずつ意識しながら過ごせばだんだん慣れてきて
普通な感じになっていきます。

なので、最初は日本で生活していた時より少し意識してみよう…
といった感じで始めると意識しやすいかもしれません。

なぜ大事?自分や家族を守るため

3つを優先的に意識した方がいいと思うのは、
自分や家族を守るために大事だと思うからです。

アメリカと日本との違いがたくさんあります。
多くは、ちょっとしたマナーだったり、
間違ってても、次回から気をつけるようにすれば済む場合もあります。

間違えたことでちょっと恥ずかしい気持ちになったり、
知らなくて怒られたりすることもあるかもしれませんが、
知らないことは最初はどうすることもできませんので。

そうした多くの違いをたくさん覚えるのは大変です。
気にしすぎて不安に過ごすより、
大事な3つのポイントを押さえて
過ごす方がシンプルで取り組みやすいと思います。

それでは、3つをそれぞれもう少し具体的にみていきましょう。

危険に対する意識の違い

まず、危険なことに対しての意識が違うと思います。

具体例をいくつかあげると…

・危険な場所は避ける
・夜はひとりで行動しない
・多額の現金は持ち歩かない
・貴重品の扱いに気をつける
・ノリで知らない人の話にのってついていかない

当たり前と言えば当たり前ですよね。

当たり前なんですが、たぶん危険に対する意識の度合いが
アメリカと日本では違う気がします。

無意識レベルなのかもしれませんが、
日本で生活するのと比べて、よりセーフティに行動する
感覚で過ごしているかと思います。

日本から来て間もない家族や旅行者は
なんとなく雰囲気でわかります。

隙があるというか、のほほんとした緩い感じに見える、
といえば伝わりやすいでしょうか。

危険に対してあまり意識がないと…

危険に対する意識があまりないと、例えば
以下のようなことしてしまいます。

・車の座席にバッグをおいてお店で買い物する
・旅行で夜の遅い時間にバスで到着するスケジュールを組む
・雰囲気の違うエリアでも気にせずに遊びに行く
・クレジットカードは苦手、と現金を多く持ち歩く
・街でのなにげない会話でノリがあってそのまま一緒にでかける
など…

これらの行動=危険、だから絶対にしてはいけない…
というわけではないです。

ですが、盗難やひったくりにあったりなど
危険な目にあう可能性が高まるかと思います。

可能性が高まるとしたら、
わざわざそういう状況は作りたくないですよね?

危険に対してもう少しだけ意識するように
変えるだけでトラブルにあう確率を
減らせるのであれば、やる価値はあると思います。

できるかなぁ、と自信がないときは、
会社の同僚や、近所の詳しい人、友人などの
助けを借りましょう。

特に現地生活が長い人の助けを借りれば
そうした危ないエリアなども教えてくれると
思うので、頼ってみましょう。

法律に対する意識の違い

ふたつ目は、法律に対しての意識が違うと思います。

日本で生活していると、あまりルールに敏感でなくても
日常生活を送れるイメージがあります。

アメリカの場合は、より法律やルールを
意識する機会が多いと感じています。

とはいえ、過度に気にしすぎると
自分で自分を苦しめるので、
気をつける分野を絞って
意識して見ましょう。

法律やルールで意識したいのは、

・ビザ関連
・副収入などのお金、税金関連
・サイン(署名)関連
・会社のルール関連
・子ども/学校関連
・車のチャイルドシート装着
などです…。

ビザなどの在留資格はわかりやすいと思います。
意識せずにはいられませんよね。

在留資格がないと不法滞在になりますので、
日本に強制送還されることもあります。

再入国できなくなる場合もあるので、
いやでも意識するでしょう。

大事なルールは、ルール違反してないか意識するクセづけを
した方が安心して生活しやすいでしょう。
**法律の詳細については専門家にお問い合わせください。

子ども・学校に関しては特に注意を…

子どもや学校に関連するものは特に注意が必要です。

一例をあげると…

・一定年齢以下の子どもを家においての外出**
・学齢期の子どもに弁当を持たせないことが続く**
・学齢期の子どもが理由なき欠席が続く**

これらをきちんとしないと、
親の責任を果たしてない、子どもの学ぶ権利を奪う、
といった意味合いで警察のお世話になることも
あります。

**地域によってルールが違います。詳細は必ず学校や自治体で
確認をしてください。

意思表示に対する意識の違い

最後みっつ目は、意思表示に対する意識の違いです。

意思表示については、
危険を避ける、法律・ルールを守ることと
違って、直接危ない目にあったり、
警察にお世話になることは少ないかと思います。

ですが、意思表示をしっかりしないと、
損したり、悔しい思いをしたり、
不要なストレスをかかえることになります。

だまっていたり、
イエスかノーかはっきりしない場合は、
都度確認してくれるようなこともありません。

同意したものとして先に進められる、
または、まるでその場にいなかった
ように扱われたりします。

それほど大事でないことだったり、
二度と会わない人たちが相手であれば、
そのように扱われても問題ないかも
しれません。

職場だとやっかい…

ですが、職場だとやっかいです。
「意思表示をしない人」として
仕事をだんだん任されなくなってきます。

…気をつかって言わないようにしている…

…英語だからちょっと…

…自己表現が苦手で…

…もくもくとやっていればきっといつかは見てくれる…

というように考えていると気がついたら
蚊帳の外…

といった状況になりかねません。

せっかく能力があるのにそんな風になったら
もったいないですよね…。

パーソナリティに関わる部分でもあるので、
あまり意思表示をしなかったのに
急にできるようにはならないかと思います。

ですが、日本での生活より少し意識して
コミュニケーションをとるようにすると、
より過ごしやすくなると思います。

意思表示をはっきりする、
というのは、自己主張を強くして
身勝手になる、ということとは違います。

念のため…

まとめ

アメリカで生活するには、
日本の生活とは違う、3つの意識の違いについて
ご紹介しました。

危険に対する意識の違い
法律に対する意識の違い
意思表示に対する意識の違い

の3つです。

慣れるのは簡単ではないですが、
シンプルです。

あなた自身や家族を守るために
今日から少し意識して過ごすようにしてみてください。