サンクスギビング2022~失敗しないターキー料理~
ターキー、フットボール、ビール…
これがアメリカでのサンクスギビングのイメージです。
その週は州外の家族も集まって、サンクスギビングの
木曜日に朝からターキー焼きながら、
わいわいやって…
3-4時くらいから、ゆったり食べながら飲んで、
フットボールを見る…
そんなイメージです。
だいたい毎年家にいて、土日にはターキーを買い、
ゆったりしながら当日にターキーを焼き…
というパターンで過ごしてきましたが、
今年は、久しぶりにターキーを焼かない年に
なるかもしれません…
日本人家庭は旅行にいくところも多いようですが、
一度家でターキーを焼いてみてはどうでしょうか?
もくじ
ターキーは好き嫌いがわかれる?
やってみてはどうでしょうか?
といいながら、普段からターキーを食べる派ではないです。苦笑
理由はしょっぱさとパサパサだから。
ターキーハムはよく売ってますが、日本人としては
塩気が多いものがほとんどで、しょっぱくてあまり食べないです。
サンクスギビングの時期にはお店とかでも出てきますが、
これもしょっぱいのと、お店によってはパサパサしてたり
します。
逆にいうと、日本人の自分でも食べられる塩加減で
しっとりジューシーであれば、おいしく食べられます。
この時期になると、ジューシーでおいしいターキーの
レシピがたくさん出てきますが、
自分たちの過去の経験を元に、
ターキーをおいしく焼く方法をお伝えします。
事前の準備1~ターキーゲット~
時期になると、そこら中で巨大なターキーが売っています。
Butterballブランドのターキー
冷凍でこんな感じです。
**土曜日には買って「冷蔵庫」にいれておきましょう!**
この時期になるとどこでも売ってます。
Butterballなどは有名なブランドですが、
各スーパーにある少し高めのプレミアムブランドも
おいしかったりします。
例えばKrogerのPrivate Selectionなど。
★Kroger
★Costco
★Walmart
★Harry&David
冷凍されてないものも売っていて、解凍せずに
焼けるのですが、冷凍と比べて数が少ないので
「早めに買って解凍」するつもりで準備するといいと思います。
解凍期間はターキーの大きさによって
変わってきます。土曜日に買って冷蔵庫にいれておけば
良い感じで解凍されますが、ターキーの説明書を参考にして
時間を調整しましょう。
★ターキーの解凍(Butterballブランド)
時間がないときに、急いで解凍する方法なども出回ってます。
が、せっかくなので、手間をかけて王道でやってみましょう。
事前準備2~レシピなどゲット~
大事なレシピをゲットしましょう!
よく使う調味料などはターキーと同じように
時期になれば売り場に目立つように置いてあります。
が、安心してぎりぎりまで待たないようにしましょう。
水曜日や木曜日の朝など、直前の駆け込みで
材料がない中をうろうろしている
食材難民をわりとみかけます。
僕も過去に何度も難民の仲間入りしてました。
ないと困るものが売り切れてないんです。
結構あせります。苦笑
なので、レシピも土曜日までには手に入れて
材料を揃えられるようにしましょう。
レシピのリンク
★パーフェクト ロースト ターキー(Food Network)
事前準備3~調理器具などゲット~…
レシピと並んで大事なのが調理器具です。
オーブンで焼くための道具もそうですが、
以外と盲点なのが、brineするための道具です。
バケツとか(でっかい)ポリ袋とか…
Brineは塩水(えんすい)と訳されているようですが、
調味料に浸しておいしくすることです。
バケツとBrineのリンク
★ターキーを浸すバケツ(例)
家に大きなたらいや袋などがあればいいのですが、
なんせターキーが大きいので、
以外にフィットするものがなかったりします。
それであわてて買いに出かけるのですが、
調味料と同じで必要になった時に買いにいくと
だいたい売り切れてて買いそびれます。
これも過去に同じことを何度もやりました。苦笑
Brineは必ずしもやる必要はないのですが、
経験則からいうとやった方がしっとりとした
おいしいターキーができる印象です。
レシピを早くゲットして、
必要な調味料と器具を早めに揃えましょう。
↑
ここまでの準備が土曜日まで終わっていれば、
だいぶ勝ち目はあります。笑
事前準備4~解凍とBrine~
ここまでの準備が土日の時点でできてれば、
だいぶ気楽に進められます。
解凍の時間も十分ですし、
Brineする場合でも、大きなバケツ、ポリ袋、
調味料も準備しているので、しっかり
味のついたジューシーなターキーを焼く
準備ができるはずなので。
レシピにもよりますが、塩の量を気を付けましょう。
一般的な話ですが、レシピにある塩の量を
そのまま使うと日本人にはしょっぱすぎるかと
思います。量を調整しながらやるといいと
思います。
解凍が火曜日中にオッケーの状態になっていれば
だいぶ余裕があると思います。
レシピ、ターキーの大きさによりますが、
Brineする場合は、数時間から12時間くらいの
イメージです。
レシピを確認して逆算してやるようにしましょう。
ターキーの調理
解凍もオッケー、Brineもオッケーと
なったらいよいよ、木曜日の当日に
ターキーをオーブンで調理します。
調理のリンク
★How to cook a turkey
ここまでくればゴールまでだいぶ近いです。
数時間から12時間(レシピによる)
Brineの袋から出したターキーは
ハーブなどを使ってると
いい香りがします。
思い出すだけでもお腹がすいてきました。苦笑
ターキーを取り出して、
ペーパータオルで水分ととります。
Giblet(内臓)と首が
ターキーの中に押し込まれている場合は
それらを出します。
水分をとったら
ターキーの表裏の向きを考えて
パンの上にのせます。
レシピにもよりますが、
バターなどを塗って
オーブンに入れます。
あとは時間を見ながら
ターキーが乾かないように
定期的に油をかけながら
全体が焼けるように
ターキーを回してちょうどいい温度に
なるまで数時間待つ…という感じです。
うまく焼けるかな…と気になりますが、
事前準備をしっかりすれば、なんだかんだで
おいしいターキーができます。
毎年一回だけしかやらないのですが、
たぶん、年々上手になっていると思うので、
みなさんも大丈夫だと思います。
時間はかかりますが、ここまできたら
ビールを片手に気楽に祈るだけです。笑
仕上げ
調理は河合てパサパサにならないようにしながら、
表面が黄金色になってきて、
肉の温度が十分にあがればできあがりです。
こんがりきつね色
料理用の温度計ではかる場合は、
肉の温度をはかる箇所を間違わないようにしましょう。
ブランドによっては、ターキーに温度計が
ついてくるものがあります。
適切な温度に上がったら、ポップアップして知らせてくれる、
といったものもあります。
できあがる15分くらい前になったらグレービーソースの
準備も始めましょう。
なくても大丈夫ですが、グレービーがあると
おいしいですし、なにより、アメリカな感じがして
いいかと思います。
グレービーソースは、長い準備と
長い調理の一番最後の部分になるので
わすれがちです。
ターキーを食卓にのせてから、あれ?
なんか忘れているような…
となりがちです。
僕はこれも同じく過去になんども忘れてます。苦笑
せっかくここまで来たので、忘れずに準備しましょう。
グレービーソース
いよいよ食卓へ…
グレービーも準備して、ドレッシングやら
グリーンビーンやら準備ができたら、
あとは切るだけです。
ターキーと一緒に準備するメニューは
地域によって違います。
南部はスタッフィングを中に入れたりします。
北部は…忘れました…苦笑
大きく分けて、北部の州と南部の州に
わかれると思いますが、
それぞれの州で特徴がある場合は
事前に調べて用意するといいでしょう。
もちろん、好きな食べ物を用意すれば
いいとは思いますが、ご近所さんに
聞くなりして、その地域のものを
用意するとより雰囲気がでると思います。
まとめ
ターキーを焼く…
これだけなのに、こんなにやることあるの?
という感じかもしれませんね。苦笑
文字にすると大げさに感じるかもしれませんが…笑
十分に余裕をもって準備して、
ビールでも飲みながらのんびりと調理を
楽しみましょう…
という感じです。
たぶん、日本でやることはほぼないと
思うので、アメリカならでは
ということで一度くらいやってみるのも
面白いと思います。