子供の将来を決める~アトランタの学校探し~
先日、トランプ政権は、ビザ発給に関する大統領令を発表しました。
6/24/20以降、H-1B, H-2B, 一部J、Lビザの申請の年内凍結を含む内容になります。
コロナの影響で、アメリカへの入国等、生活のあらゆる面で影響がでている中、
ビザの発給凍結によって、アメリカの滞在計画の見直しが必要なご家族も多いかもしれません。
渡航計画が変わることによって、暮らしに関連する計画も修正が必要になってくると思います。家族の引っ越しにともなう、学校選びも例外ではありません。
ここでは、一般的な小学校の選び方、情報源などについてお伝えします。
学校生活の成長が、お子さまの将来を決める大きな要素のひとつにもなります。
お子さまにとって、どんな選択がいいのかを考え、よりよい学校生活が送れるように準備をしましょう。
もくじ
- 【はじめに】いい学校とは?
- 【ステップ1】方針を決める決める
- 【ステップ2】情報を集める
- 情報集めのツール
- 【ステップ3】手続きをする
- 【 まとめ】
【はじめに】いい学校とは?
いい学校とは、どういう学校ですか?
そう聞かれて、あなたはなんと答えるでしょうか。
- 子供の成績が優秀
- 学校の先生が熱心
- 子供の得意を伸ばしてくれる
- スポーツが盛ん
- みんないいといってるから
等々…
他にも、いろいろな回答があるかもしれませんね。
子供の学校を考える時、親(大人)の立場で学校と接することになります。
「子供のためになる学校=いい学校」というのが頭にあっても、自分が子供の時は…と自然に比較してしまうかもしれませんね。
自分が子供の時は…という考えを完全に排除するのは難しいかもしれません。
そういう意味で、「いい学校」を考えるのはなかなか難しいかと思います。
【ステップ1】方針を決める
では、どうしたらいいのでしょうか?
親として、ひとつできるのは、パートナーと話し合い、方針を決めることです。
例えば、これからは、AIがもっと普及してくるだろうから、理数系が強い学校を探そう。
子供も理数系が好きだからとか…。
子供が絵をかくのが大好きだから、のびのびと、絵が描けるプログラムをやっている学校を探す、とか…。
日ごろから、家族で、いろんなことを話をしていたら、学校のこと、将来のこと、大きな方針は決めやすいかもしれませんね。
本などを参考にして話を始めるというのもいいかもしれませんね。
すべてのこどもは、天才になれる・・・。
気になるタイトルですね…。学校選びも含めて、役に立つことがたくさん書いてあります。
ひとつの参考材料として、よかったら読んでみてください。
【ステップ2】情報を集める
方針が決まったら、あとは行動するだけです。
- 理数系に強い学校がいい
- 学校区で一番の学校がいい
- いろんな人種がたくさんいる学校がいい
等々…。
大きな方針を決めれば、それに基づいた「いい学校像」がイメージしやすくなります。
イメージが絞れてくると、情報集めもしやすくなります。
キーワードで検索したり、ランキングをみたり、ご近所さんに聞いてみたりできます。
情報集めのツール
Georgia Department of Education
College and Career Ready Performance Index (CCRPI)
CCRPIは、現地の人たちも参考にするランキング情報です。
また、各学校が、意識しているランキングになるので、ランキングの推移は、その学校が改善に取り組む姿勢があるのかないのか、判断するひとつの材料になるかもしれません。
例えば、2019年のBob Mathis Elementary Schoolの例を見てみます。
全体のスコアは100点満点中77.3です。
中身をもう少し詳しく見ていくと、
Content Mastery 55.1とほかに比べて低く、Progress が95.2とほかに比べて高いことがわかります。
スコアの高い項目があるけれども、Content Masteryがほかの項目よりも低いので、全体のスコアの足を引っ張っている、というのが見て取れます。
ですが、スコアが低くても、上昇をしているので、学校は改善しようとしているのでは、と見ることもできます。
また、項目ごとに、その学校区および州全体でのスコアが参考値として出ているので、参考にすることもできます。
たくさんの人が「いい学校」と言っている学校は、こうしたランキングのスコアがいい場合も多いです。
○○さんが言っていた、という情報だけでなく、こうしたランキングの情報、お子さまの適正等を考慮して学校探しをするとやりやすいかもしれません。
CCRPIのように、公の情報以外にも、Facebookで友達に聞く、Googleで検索など、情報を有効に活用しましょう。
【ステップ3】手続きをする
情報を集めが終わったら、学校が決めやすくなります。
消去法で、すぐに学校が決まるかもしれないですし、
いくつか情報を集めて、2、3の候補で迷うことになるかもしれません。
ですが、ここまで来たら、学校のツアーに参加するなどして、
入学の手続きを進めやすくなるかと思います。
この記事を読んでるみなさんが、方針決めから情報集めまでをご自身でされたのであれば、
入学までの手続きも、スムーズにできるかと思います。
流れはわかった、でも、情報集めるにしても、英語が不安など、お手伝いが必要であれば、
ご連絡ください。
情報集めや、手続きのお手伝い等、ご希望をお聞きした上で、対応させていただきます。
【まとめ】早めに行動して、お子さまが楽しめる学校を選びましょう
お子さまが小さい時は、家族は引っ越すけど、自分はいまの家に残って学校に通う、といった選択肢がない場合がほとんどだと思います。
駐在することになったから、別の州に転勤になったから、転校したくないけど、仕方がなく、という子供たちもいるかと思います。
ですので、しっかり考えて、よりよい学校選びをしましょう。
学校が決まって、住む場所が決まる場合も多いです。
学校は、5分でいけるけど、職場は1時間かかる、というのもよく聞く話です。
それくらい、学校選びは、引っ越しの際の大きな要素になります。
早めに行動して、お子さまがイキイキと学校生活を送れるようにしましょう。
お手伝いが必要な場合は、お気軽に無料相談でご相談ください。
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