アメリカに住みたいと思ったら?:実例を3つご紹介
以前、アメリカに住みたい場合の主な6つの方法を以前ご紹介しました。
今回は、実例を3つご紹介します。
前回の記事を見て住む方法があるのはわかった、
でもどこから手を付けたらいいかわからない、
という場合は、この記事を参考にしてみてください。
明日から行動を起こすきっかけになれば幸いです。
もくじ
アメリカ暮らし最初の関門が大事
ネットに情報があふれ、オンラインでいつでも世界と
つながれるようになりましたが、それでも実際に海外に移住をしようと
思うといくつか乗り越えないといけない関門がいくつかあります。
その中でも特に大事なのが最初の関門です。
よほど恵まれた環境でないと、この最初の関門にたどり着くのも
越えるのも難しいです。
準備に勇気、努力、根気もいる
どうして難しいかというと、変化が大きくていろんな準備が必要だから。
わからないことが多いから調べて、勉強して、手続きして、準備して…と、
国内の引っ越しと比較すると大きな変化なのでなにかと大変です。
海外生活の経験者ばかりが周りにいるような環境じゃない限り、
いろんなことを自分で調べるところから始まります。
それらをやるために、一歩を踏み出す決断や勇気、
関門を超えるまでの努力と継続力などがないと
スタートラインに立つ前に挫折してしまいます。
だから、最初の関門、
少なくともスタートラインに立つこと、
そしてそのラインを越えることが大事になってくるわけです。
あなたが将来的にアメリカに住んでみたいのであれば、
これからご紹介する実際の例を参照ください。
***注:実例のご紹介は同じやり方を推奨するものでも、
結果を保証するものでもありません。
実際に移住のプロセスをお考えの場合、適宜専門家に
ご相談ください。***
実例その1(留学経由)
最初の実例は僕自身の経験です。
ざっくりとした流れは以下のとおりです。
1.大学留学(3年半)←最初の関門
↓
2.卒業して日本に帰国後、再渡米(約2年)
↓
3.再度帰国後、アメリカで再度就職(約5年)
↓
4.その後アメリカ内で転職
↓
5.その後起業
1から3まで10年もかかってますね。苦笑
長いようであっという間でしたね。
ここでの最初の関門は大学の留学。
「就職活動をしない」という選択をしました。
留学先の大学に受かる保証もないのに…苦笑
周りが就職活動をしている中で、
自分だけ違うことをしているのは孤独感もありました。
大学調べたり、TOEFLの勉強したり、
英語の勉強したり…なかなか大変でした。
留学などの詳しい内容はまた記事にします。
でもそこを乗り越えたから、再渡米の時は、
「あの時頑張ったしできる」という感覚でした。
実例その2(語学学校経由)
実例その2です。
こういうケースもある、という意味では参考になるかもしれません。
1.仕事を辞めて語学学校(約2年半)←最初の関門1
↓
2.現地就職(約1年)←最初の関門2
↓
3.ビザ切り替え(不合格)(約1年後)
↓
4.日本支社勤務
↓
5.ビザ再申請(不合格)
↓
6.イギリス支社の起ち上げ
↓
7.アメリカビザ再申請(合格)
この実例では、仕事を辞めて語学学校から
アメリカ生活を始めています。
語学学校(ESL course)は大学や大学院のように試験を受けて
入学しなくて済むので、TOEFLやGMATなどの勉強は
しなくても大丈夫です。
ビザについては、必ず行き先の語学学校に詳細を確認しましょう。
語学学校は、大学と違って学位が得られるわけではありません。
なので、アメリカ国内で仕事を得ようと思っても
(資格として)有利になることはありません。
どちらかというと運の要素が多いと言えるかもしれません。
なので、語学学校へ行くのも最初の関門ですが、
仕事を得るのも大きな関門と言えるでしょう。
実例その3(駐在経由)
最後に駐在から現地で転職する例です。
1.駐在(転職後2年目で)←最初の関門1
↓
2.駐在後現地転職
駐在から現地で転職というのは選択肢としてはあるのですが、
実際に行動する人は多くはないです。
多くないからやらない…
多くないけどやる…
どちらを選択するかはあなた次第です。
好みの話なので正解も不正解もないですしね。
アメリカに住みたい場合は、
「駐在からの転職は多くないけどやる」を
選択した方がアメリカで暮らす願いが
より早く叶う可能性が高いかとは思います。
すでにアメリカにいるので転職の
情報も手に入りやすいですし、
紹介などで仕事を得たりするケースもあるので。
駐在の選考のやり方は会社ごとに違うようです。
手を挙げた人の中から試験などで選考したり、
上司に呼ばれてどうする?と投げかけられたり、
採用の段階で将来的なアメリカ駐在を前提していたり…
ですので、駐在を経て現地に長く暮らすつもりであれば、
どういう駐在のパターンがあるのか調べると
プランがたてやすいかと思います。
3つの実例から学べること
ここであげた3つの例はたくさんある実例の
ほんの一部です。
6通りの方法をご紹介しましたが、
今回の3つの実例を見てわかるように、
実際の移住までの流れは、6つの方法がミックスした形になっています。
留学(大学)=>現地就職=>転職
語学留学=>現地就職=>ビザ不合格からの最終合格
転職後の駐在=>現地転職
今回は3つの例をご紹介しましたが、背景はバラバラです。
年齢、性別、職種など同じ背景のものはありません。
ですので、他の人の話を聞いて似ているから
自分も同じようにいけそう、ということはできないと思います。
逆に、他の人と違うから自分はアメリカに住む
チャンスがない、ともいいきれないと思います。
なので、アメリカに住みたいと思ったら必ず専門家に
相談しながら進めていきましょう。
途中でやめてもいい
ここまで読んで、こんなことを考えているかもしれません。
「いろんなパターンがあるのはわかった。
けど、やるならちゃんとやりたい。
だから、どういう道筋がいいのか考えてからやる…」
それもアリです。
けど、考えてから行動するのは遅いです。時間がかかります。
そして、あっという間に5年とか10年とか過ぎていきます。
思い立ったが吉日、という言葉もありますが、
ひとまずやってみるのもアリです。
リスクの少ないことから動いてみる、というやつです。
そして、難しそうと思ったら、そこで止まって休憩するか、
やめて引き返すのもアリですから。
ひとまずやってみるとは?
ひとまずアメリカに住みたいのであれば、
1.この記事などを参考に、自分のケースでどんなパターンがあるか
考えてみる。
2.例えば、留学=>現地就職=>現地転職
の流れが自分の場合はあてはまりそう、
と思ったら、留学相談で相談してくれるところを探す。
3.留学相談をしてみる。
これだと、お金はほとんどかかりません。
知らないことを知れて得することはあっても、
何かを失って失敗することもありません。
調べるだけですから。
留学の入り口から入るのが難しそうと思うのであれば、
そこで立ち止まって、次は仕事を得る方向から
入っていけばいいと思います。
まとめ
アメリカで暮らすまでの道のりを3つ実例でご紹介しました。
経歴も背景もみんなバラバラです。
年齢がいってるから難しいとか、
転職できないだろうから難しいとか考えず、
自分もできるかもしれない、と考えて
調べてみるところから始めてみましょう!